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■ 社長体験談 ■ - 買主側仲介営業マン編


 私、ケーイズホーム社長 吉田健一が新人の頃、買主側仲介営業マンとしてのお話させて頂きます。

 不動産の売買の仕事に就いた22年前(その前は、賃貸の仕事を8年していました)いくつか、疑問に思うところがあったことからお話をします。

 当時、築15年の中古一戸建てをお客様に紹介をしようとしたときのことでした。

 お客様にその一戸建ての紹介をする前に確認をしたいことがありA社の担当営業マンに電話をしました。
不動産の仲介は、売りたい人(売主)、買いたい人(買主)にそれぞれ担当の営業マン(会社も違うときも多くあります)がいて、互いに仲人(なこうど)役となり契約を行うことが通常であります。

 私は、買主さん担当として、売主さんの担当の営業マンに、紹介する不動産が、接している道路が、私道(県や市ではなく、個人的に持っている道路)であったため、道路の持分をきちんと持っているのか聞いたのですが、答えは「持分はあると思いますよ。」
持分を持っていないということで、今後起こりそうなことを予想すると、道路に埋設されている水道管の取替え工事やひどい時は通ることが主張できないという最悪の事態が起こることも想定しなければいけません。なのに、
「思いますよ。」ってどういうこと???

 疑問に思いながら、他にもいくつか確認をしていくと、どうやら、何も調べていない様子で、最終的な回答は、「月曜日に調べます。」との事でした。(金曜日の夜の電話のため、登記所等確認する行政は、お休み)
当時、1790万円の一戸建てでしたが、買主さんに事情を話し、道路の持分を解明できずに、ご案内だけをしました。

 土曜日、お客様はその日初めて不動産を見学したばかりで5件ご案内し、その1790万円の中古一戸建てを気に入られました。
私は、月曜日の朝すぐに、相手の営業マンが何となく不安だったので、法務局へ行き調査しました。その結果、不安は的中しその私道持分はなく先々問題が出てくる可能性が多くあった為、「購入はやめましょう。」と話をしました。その時、買主さんもとても残念な顔をしていたことを今でも覚えています。 また、私道持分が無くても使用承諾書(通行したり水道管の取替えについて書面で承諾を得ておく書類)が道路の所有者から頂ければ良かったのですが…。

 そして、その3週間後に他の一戸建てでご契約をいただきました。その時は、逆に「ありがとう。」と言われ、この仕事をしていて本当に良かったと思いました。(何か、体にこみあげるものがありました。)その時、私は、“不動産を売っていくのではなく、お客様に住まいから得られる家族の夢・安心を売っていきたい。”と思いました。